Vol.12 「盲腸手術でNちゃんと再会」 の巻
2006.07.21
先日、急にお腹が痛くなって病院へ行ったら、盲腸だと言われ、そのまま入院となりました。
「吉田さん。 お熱測りますよ~」
と、どこかで聞き覚えのある声に振り向くと、そこには、ナ・ナ・ナント、看護士姿のNちゃんが、ニコニコと立っていました。
「やっぱり吉田さんだったんですねぇ~。盲腸ですか?」
あまりにもビックリした僕は、声も出せませんでした。
「この前、メルアド渡したのに・・・全然連絡くれないから、もう会えないのかと思ってたのに、こんな偶然ってあるのね。これって神様のいたずらかしら?入院中は私がバッチリ面倒見ますから安心してくださいね。」
「あっありがとう。宜しくお願いします。」
でも・・・・Nちゃんメルアドくれたって言ってたけど、それって何だろう・・・・ まっ、いいか。
そんな訳で、僕達は運命的な再会をはたしました。
手術は思ったよりずっと楽で、あっという間に終わり、僕はすぐに元気になりました。何よりNちゃんの存在がとても心強く、テキパキと働く姿がカッコ良くみえました。
病院が会社の近くということもあり、毎日彼女やT、会社の仲間達がお見舞いに来てくれて、たいした退屈も無く、あっという間に退院となりました。皆、最初はNちゃんに驚いていましたが、僕の事そっちのけで楽しそうにNちゃんとテニスの話なんかしていました。
そして、今日は退院祝いということで、皆で名月へ行ってきました。一週間、病院食ばかりだったので「プリプリのお刺身」を食べた時には、いつにもまして美味しく感じました。「鴨ロースと夏野菜の炊き合わせ」、「鮎のホイル蒸し」、「う巻の玉子焼き」と、夏らしい料理を注文しました。
鮎はお味噌が塗ってあって、これがもう絶品でした。
彼女とKちゃんはお気に入りの「アスパラのサーモン巻き」をおいしそうに食べていました。
TとI君は「カンパチのかま塩焼き」で冷酒を飲み始めました。
しばらくするとNちゃんが仕事を終えてやってきました。
もちろん今度は、ちゃんとメルアドをもらって、僕が誘ったんです。
もう、すっかり僕達の仲間に溶け込んだNちゃんは、「鰻の肝焼き」、「米茄子の田楽」をつまみに、宮城の「一ノ蔵・辛口」をクイクイと飲んでいました。
また皆でテニスをしよう、という話になって、彼女達は夏の軽井沢行きに大喜びでした。
急に顔色の変わったTは
「今度は右手で打てよ!」
なんて、無謀にもI君にリベンジを挑んでいました。よせばいいのに・・・・・・
皆、だいぶ酔ってきたのか、今度は僕の入院話で大盛り上がりです。ただでさえ皆にからかわれているのに、看護士のNちゃんが加わって、もう、手がつけられません。最後に、とうとう恐れていたことが起こりました。
誰かが
「盲腸の手術の前って、そっちゃうんでしょ?」
「そうなんですよぉ~。けっこう毛深くて、大変でしたぁ~」
あぁ・・・・・ Nちゃん、看護士にも守秘義務ってあるんでしょ? 皆、ひっくり返って笑っていました。
あ~、もう僕、絶対お嫁に行けない。
親方からのお知らせ
吉田君の日記を最後まで読んでいただいてありがとうございます。
ここで皆様にプレゼントがあります。
今回は「抹茶アイス」です。
キーワードは「Nちゃんのユニフォームの色」。
御来店お待ちしております。
次回の「吉田君の名月日記」をお楽しみに!!