Vol.11 「軽井沢でテニス」 の巻
2006.06.18
会社の仲間とテニスをしに、軽井沢にあるI君の別荘へ行ってきました。メンバーは、彼女、Kちゃん、T、I君と僕、それから人数合わせにI君が同じテニス・スクールに通っているNちゃんを連れてきました。これがナント広末涼子似の知的な感じの美人で、チョット驚きました。テニス初心者の僕ですが、彼女や皆に教えてもらって、何とかゲームらしいものが出来る様になりました。最後に名月の飲み代を賭けてダブルスをする事になり、僕はNちゃんと、TはKちゃんと、I君は彼女と組みました。
結果、優勝は予想どうりのI君、彼女ペアー。血眼になって頑張ってたTペアー惜しくも2位、散々おまけしてもらったのに、僕達はビリでした。へたくそな僕をかばって、殆ど1人で試合をしていたNちゃんには、本当に申し訳ないことをしました。
ミスばかりの僕に「テニスは楽しめばいいの。初めてにしては上手いわよ。頑張って。」なんて励ましてくれたNちゃんの優しさがとても嬉しかった。それでもなんとかT達からワンゲーム取った時には、もう、ハイタッチなんかするほど嬉しかったです。その時の僕は、彼女の存在をすっかり忘れるほど舞い上がっていました。
夕方には八王子に戻って来たので、そのあしで名月へ向かいました。「枝つきの枝豆」と生ビールで乾杯した後、Nちゃんお勧めの「浦霞」を一升瓶でもらいました。Tはゲームで負けたものの、結構良い勝負をしたせいかとてもご機嫌で
「今日はたまたま負けたけど、今度は必ず僕がかつからな。I君、覚悟してろよ~!」
なんて。
Nちゃんはかなりの日本酒好きで、注がれる冷酒をクイクイと飲み干していました。でも、僕にはそれに張り合うように、彼女がガンガン飲んでいるのが
気になりました。気のせいかなぁ・・・?
いつもの「プリプリ刺身盛」の他には、初物の「鮎の塩焼き」をタデ酢でさっぱりといきました。
彼女達は、「冬瓜」に蟹を詰めてフカヒレのあんがかかっている煮物と、「うなぎと茄子の絹田蒸し」に大喜びしていました。
I君は、「鮎の揚げびたし」と「鱧だんご」がうけたらしく
「こんな食べ方もあるんですね。何だか驚きです。」
初めて名月に来たNちゃんは、すっかり気に入った様子で
「今日は本当に楽しかったです。また皆でここに来るときは誘って下さいね。それとテニスもね。でも・・・ナンデI君今日左手でテニスしていたの? 右手、怪我でもしてるの?」
エェッ~!! そういえばI君は右利きなのに・・・・ そうか、僕達のレベルに合わせて左手で打ってたんだ。I君ってすごいなぁ・・・・
でも、その時Tの顔が凍りついたのを、僕は見逃さなかった。
追伸
ちっきしょ~! I君の奴、わざと左手で打ってたなんて!
あ~悔しい・・・ そうとは知らずに僕は調子に乗って
あ~・・・・悔しい T
追伸
K、今回のテニス、チョー楽しかったです。I君も別荘もカッコ良かったし、I君にKのウエアー可愛いってほめてもらったし、Nちゃんも、かなり感じ良くってすぐにお友達になれました。今度はI君と2人で軽井沢に行きたいなぁ。 K
追伸
テニスも別荘もお天気も名月も、どれも最高だったのに、なぜか私の心はモヤモヤ。吉田君とNちゃんが楽しそうにしているのを見ていると、何だか変な気持ち・・・ どうしよう。私らしくないなぁ・・・・ 彼女
追伸
吉田君達が帰った後、テーブルの下にNちゃんのメルアドと携帯番号が書かれた箸袋が落ちていました。それには
「今日は、とっても楽しかったです。ありがとう。今度私の行ってるテニススクールへ来てみませんか? 良かったら連絡ください。待ってまーす。」
なんて書かれていました。これって誰に渡せばいいんでしょうか。 親方
親方からのお知らせ
吉田君の日記を最後まで読んでいただいてありがとうございます。
ここで皆様にプレゼントがあります。
今回は「抹茶アイス」です。
キーワードは「Nちゃんのウェアーの色」
御来店お待ちしております。
次回の「吉田君の名月日記」をお楽しみに!!