Vol.15 「紅葉がきれいでした」 の巻
2006.11.11
今日は、いつもの仲間と秩父の長瀞へ紅葉を観に行って来ました。
天気も良くて、紅く染まった山々が信じられないくらい綺麗で彼女達も大喜びでした。
美味しいお蕎麦を食べたり、ライン下りの船に乗ったり、露天風呂に入ったりと、とても楽しい小旅行になりました。
なかでも、長瀞駅前の大正からやっているレトロな若松食堂や森の娘の素朴な温かさには、本当に癒されました。
夕方には八王子に帰って来たので、車を置いてから皆で名月へ行ってきました。
お勧めの黒板に「特大生ガキ」と「あん肝」を見つけた僕達は、思わず定番の「プリプリ刺身」と一緒に注文しました。
口の中いっぱいに、カキの香りがジワーっと広がった瞬間、皆の顔がニンマリ笑った様に見えました。
今年も又、旨いものがいっぱいの季節になったんだなぁ・・・
と、思いました。
Nちゃん達は「殻カキのチーズ焼き」と、大きな椎茸の中に茸や帆立が入った「帆立と豚の椎茸蒸し」に大喜びでした。
「牛タンの朴葉焼き」の何ともいえない香ばしい匂いが僕達のテーブルを包み、グツグツと朴葉の上で煮える味噌をからめて食べる牛タンに、皆、大感激でした。
その時です。
少し酔った彼女の口から衝撃の話が飛び出してきたのは・・・・・
「実は先週、叔母から私にお見合いの話がきたの・・・・・ 叔母ったら失礼しちゃうんですよ。 どうせお付き合いしている男の人なんていないんだから、一度お見合いしてみなさいよ~ なんて言われちゃって。」
(エッ! 彼女がお見合い!? そんなぁ~)
僕の24年の人生で、最大のピンチがやってきました。
皆は相手の人の話で大盛り上がりで、どんな人だとか、何処でするのかと、さんざん彼女に聞いていました。話を聞いていると、彼女はまだ迷っている様子で、事もあろう僕に
「ねぇ、吉田君、私どうしたらいいと思う?」
なんて聞いてきました。
「お見合いなんてしないで、僕と付き合って下さい。」
って本当は言いたかったけど、どうしても勇気がなくて、
「そうだねぇ~ 結婚する気もないのにお見合いって、相手の人にどうなんだろう? ん~・・・・ 良く分からないなぁ~・・・・・」
なんて、訳の分からないことを言ってしまいました。
「でも、その人が素敵な人だったら、その気になるかもしれないじゃないですか。」
と、Nちゃん。結局
「一度会ってみたら?」
って言うのが皆の意見で、僕としては、とても複雑でした。
それから帰るまで、彼女は僕の事を一度も見ようとしなかったのが、とても辛かったです。
追伸
吉田くんの意気地なし!!
バカ!
も~知らないからねぇ~
本当にお見合いしちゃうから・・・・
彼女
親方からのお知らせ
吉田君の日記を最後まで読んでいただいてありがとうございます。
ここで皆様にプレゼントがあります。
今回は「抹茶アイス」です。
キーワードは「お風呂に浮かぶ落ち葉の数」。
御来店お待ちしております。
次回の「吉田君の名月日記」をお楽しみに!!