Vol.8 「お誕生日おめでとう」 の巻
2006.03.15
今日はお袋の誕生日のお祝いで、一家四人で名月へ行って来ました。
前々から一度名月の料理を食べてみたいと言っていたお袋のリクエストでした。
さすが日曜日、店内は家族連れが多くて和やかな雰囲気で、初めのうちは、落ち着いて食事ができました。
魚好きのお袋は、プリプリの平目や鯛、カンパチの刺身に
「伊豆の活魚料理屋さんみたいね。」
なんて喜んでくれました。
親父は「山菜と白魚の天ぷら」と「ホタルイカと葉わさびの蟹味噌和え」が、かなり気に入ったらしく、いつになくお酒がすすんでいました。
妹は竹の子が大好きなので「季節の炊き合わせ」と「焼き竹の子」を
「美味しいー。幸せー。」
などと言いながら食べていました。
僕は「海老と空豆のかき揚げ」と
「銀鱈の蕗味噌焼き」のうまさにはまってしまいました。
三本目の大徳利が空いた頃、ナント、Kちゃんが僕達の席に突然やって来ました。エ~ッ!
「お母様。今日はお誕生日おめでとうございます。吉田さんからここでお祝いするって聞いたんで、図々しく来ちゃいました。これ、私が焼いたフルーツ・ケーキです。よろしかったら皆さんで食べて下さい。」
だって。
ナンデKちゃんが・・・ 僕から聞いたってどういうこと? Kちゃんの乱入で、すっかり動揺する僕とは反対に両親は大喜び。
「何時の間に、こんなに可愛いお嬢さんと付き合ってたんだ?」
可愛いお嬢さんと付き合ってるって、あー 親父完全に誤解してる。
「彼女を連れて来るなんて初めてね。早く紹介してちょうだい。」
お袋もだぁ~。Kちゃんはニコニコしていましたが、僕は気絶しそうでした。
何とか
「会社の後輩のKちゃんです。」
って紹介するのがやっとでした。そういえば、おととい会社で名月へ来ることを話したような気がするけど、まさかKちゃんが来るとは・・・・
それからは、あっという間に我が家にとけ込んだKちゃんを中心に、想定外の大盛り上がりとなりました。
妹なんか、すっかり仲良くなって、来週一緒に服を買いに行く約束なんかする始末。たった二時間でKちゃんは我が家の人気者となりました。
やれやれ・・・ 恐るべしKちゃん。
追伸
今日はちょっと強引だったみたいだけど、吉田さんファミリィーと仲良くなれて、とっても良かったです。
来週は妹さんとショッピングだし、吉田君の事いっぱい聞いちゃおっと。
Kがんばりま~す
追伸
いきなりお兄ちゃんの彼女が来た時は、ちょっとビックリしたけど、とっても可愛い人だったんで良かった。お洋服のセンスもすごく良くて、来週は素敵なお店に連れて行ってくれるって。楽しみです。
兄貴にしては上出来です。
兄思いな妹
親方からのお知らせ
吉田君の日記を最後まで読んでいただいてありがとうございます。
ここで皆様にプレゼントがあります。
今回は「パリパリ揚げたて海老せんべい」です。
キーワードは「Kちゃんのジャケットの色」
御来店お待ちしております。
次回の「吉田君の名月日記」をお楽しみに!!