吉田くんの名月日記

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親方からのお知らせ

吉田君の日記を最後まで読んでいただいてありがとうございます。
ここで皆様にプレゼントがあります。
今回は「抹茶アイス」です。
キーワードは「吉田君の着物の色」
御来店お待ちしております。
次回の「吉田君の名月日記」をお楽しみに!! 

初めまして。僕は吉田といいますどこにでもいるような??独身のサラリーマン  24歳です

「明けましておめでとうございます」の巻

Vol.17 1. 3

明けましておめでとうございます。

実は、去年の暮れから僕の周りでバタバタと色んな事が
起こって、今まさに僕の人生が大きく変わろうとしています。

前々から話があったロサンゼルス支店への転勤が本決まり
になって、この春から3年間の予定で渡米することになりました。

これを機に彼女に思いきって「僕と結婚して、一緒にロスに来て
くれませんか?」ってプロポーズしたところ、なんと彼女はアッサリ
「O.K!」 話はトントン拍子に進み、結納も無事に済み、お正月
には両家で名月へ行って新年会をしてきました。

彼女の着物姿は気が遠くなるほど綺麗で、親父やお袋も「こんな素敵な人がお嫁さんに来てくれるなんて
夢のようだね。」なんて、大喜びでした。

彼女のご両親も、初めて食べる名月の料理に大満足している様子でした。

お正月だというのにいつも道りの「プリプリのお刺身」や、
百合根の中に海老が入っている煮物「百合根まんじゅう」
ほんのり甘い味噌の味で熱々に揚げられた「カキの味噌
春巻き」

何といっても帆立の上に白子をのせて、玉子でフワァ〜っと焼き
あげた「帆立の白子焼き」は絶品だと彼女のお父さんは言って
くれました。

それからはお店からのサービスだといって、熱燗の大徳利が
どんどん出てきて、皆で僕に注いでくれました。

名月の親方や他のお客さんまでが「吉田君、本当に良かったね
おめでとう!!」なんて祝ってくれました。
僕はもう嬉しくて注がれたお酒をガンガン飲みまくりました。

「何ていい気持ちなんだろう〜  あ〜〜幸せだなぁ〜」

すると遠くでお袋の声が・・・・・
「いつまで寝てるのよぉー   早く起きなさい   お雑煮が冷めるわよ」
「お雑煮? ナンデ? もう、食べられないよぉ〜」
恐る恐る目を開けてみると、ナントそこは僕の部屋のベットの中でした。   あ〜なんだぁ、夢だったんだぁ〜
そうです。これが今年の僕の初夢でした。 いったい今年はどんな一年になるんでしょうか。
まっ、今年も恋も仕事も頑張りますので、どうか皆さん、応援宜しくお願い致しまーす。
                                                          吉田

その後、あん肝と数の子を大根と胡瓜で巻いた酢の物や、
白菜で豚と帆立を包んで蒸した料理と続き、最後に
「蟹の蒸し寿司」を食べた頃には僕はすっかり酔っ払ってしまい、
とうとう、うかつにも彼女の膝枕で寝込んでしまいました。